ブラックバイトは人生を壊しかねない(2/3)
今回は『ブラックバイトは人生を壊しかねない(1/3)』続きです。
今回は、身体に起こった変化についてです。
ブラック企業で働くと、間違いなく身体は壊れます。
身を持って痛感してきました(;´∀`)
では、どんな症状が発生するのでしょうか。
1.内臓疲労
これが一番辛いし、長引くんですよね。
自律神経がぶっ壊れてしまう原因ですね。
一日勤務するだけで、エゲつない疲労感です。
パソコンを使ってないのに眼精疲労になり、
食欲は衰えるし、何を食べても美味しく感じない。
お風呂に入りたいのに、倒れるように寝込み立ち上がれなくなります。
ただ、横になっても眠気には襲われず・・・。
そのままテレビを見てリラックスする余裕もなく、呼吸や内臓が一時的に落ち着くまで、ただ倒れたまま時間が経過していきます。
ここで飲酒なんてするものなら翌朝まで立ち上がれません!
この間、胃の中が煮えたぎる感じで、とにかく落ち着かない。呼吸が荒く、血管が伸縮を繰り返し、落ち着きません。
2.眼精疲労
職場の5Sを徹底しても壊される!
自称「店の骨格になっている主婦」が、掃除が出来ないんですよ。
普通逆じゃない?と思うでしょ?違うんですよ!
出勤してバックヤードに行くと、いつも辟易しておりました。
・在庫が無造作に積み上げられている
・机の上の「引き継ぎノート」は行方不明
・お知らせ書類は散乱
・荷物置き場や制服置き場がない
・ストアコンピュータ(SC:ストコン)には未読の緊急情報や速達情報、発注未送信データなどが山積み・・・。
こんな状態で、毎回嫌な気持ちで仕事スタート。
そもそもギリギリに出社すると仕事が始められないので、
バイトなのに一時間前には店に入って、整理整頓して一週間の情報も把握して仕事開始を迎えておりました。
そんなことはよそに、主婦パートは遅刻なんて当たり前。
・引継いで30分ワンオペさせているのにもせず謝らない
・以前の気にくわなかったことを怒鳴りながらレジINしてくる
・社員しか知らないはずの勤怠編集IDを何故か知っていて出勤時間改ざん
・社員には『あいつが敬意を払わない』と嘘LINEを入れる
...呆れるでしょ?
これ、50歳過ぎた大人がやっているんですよ・・・?
どんなに店長に訴えても
『何とかとりもってさ、ね?』で済まされていました。
私は大学2年生になると、バイト先の言い分を無視して大学に通い始めました。
3月31日、大学1年生の最後の日に『明日から来ないから(^^)/』と社員に言い、
困らせてみました。
そうしたら、30分後に『来週から別の人に変更』という連絡・・・。
出来るのに何故やらないのですかね?
私は本気で、労働契約なんて無視して、バックレようと思っていましたが、
この騒動から、他のバイトの訴えもあったり、店長がやらかして左遷されたり、シフトは作り直し。少し良い方向に向くかとも期待をしての残党でした。
結果、勤務時間も減り、主婦パートともすれ違い程度でしか顔を見なくなりました。
土日祝と平日朝の担当に落ち着き、技術力と環境改善能力を買われて、発注や時間帯責任者的なことをやるようになりました。
非正規雇用でやるのはおかしなことですが、良い経験ではありました。
しかし、連日の長時間拘束、立ちっぱなし、動きっぱなし。
休憩しながらレジを見なければいけないので、疲労感は半端ない!
これに加えて発注業務となると、疲労で細かい文字が見えなくなってくるんですよね・・・。
これで無理をすると、帰宅後には目の奥から激痛。
どんなに自分の立場が有利になっても、そもそもが人手不足の激務のため、疲労からくる『眼精疲労』には悩まされました・・・。
つづく
2019.01.11(金) 高坂明久