兼業しなきゃやっていけない時代が迫っている
私が本格的に在宅ワーク系に手を出したのは2016年頃です。
当時大学3年生。
私は夜間部に通っていたため、平日の昼間を無駄に消費するのがもったいないと感じて、在宅ワークを始めました。
私は世間一般の大学生とは少し違うキャンパスライフを送っていたこともあり、
無事就職出来るかについてや、人とは違った生き方も模索すべきなのではないかと悩み続けてきました。
バイト先でのパワハラもあり、会社に頼らない生き方もすべきなのではないかと考えて、真剣に「稼ぐ」「生きる」について考える生活を送って参りました。
私は、このような経験から、働き方についてこのような考えがあります。
『会社のみに頼っていてはダメな時代が迫っている!』
ここで、2010年代の社会変化を見てみましょう。
・アベノミクス効果による投資家の再起
・フリーランスという選択
・副業容認の流れ
・インバウンド(訪日外国人観光客)の受け入れ
・スマートフォンの普及によるユビキタス社会の到来
2010年代は、これまでにはなかった進化がてんこ盛りでした。
私は2014年に大学入学をして、バイトを通じて会社という共同体の『同調圧力』が嫌いになったこともあり、たまたま在宅ワークも並行してやってきたのですが、
同時期に世間の流れや、IT革命が推し進められたこともあり、この考えが正しいと思うようになりました。
ただ、よく考えてみれば会社といった組織主義は30年前にはNGなことが証明されていたのですよね。
その歴史的な出来事として『バブル崩壊』『失われた10年』というものがあります。
バブルが崩壊し、企業は負債を抱えリストラや倒産といった手のひら返しを行ってきました。
普段は上司の言うことは絶対。意見をせず同調して黙って仕事をしない人は社会的におかしいとされる。一方、景気が悪くなると途端に裏切る。
これっておかしな話ですよね?
現在、日経平均株価も大幅に回復し、東京オリンピックという、バブル後最高の景気となってきた所に、新型コロナウイルスの猛威がやってきました。
今回の場合は、世界的に不況となり、会社もフリーランスも地獄となっておりますが、
これまでと同様、やはり会社は裏切るものですね。
私の勤める会社では、雇用調整助成金を貰うため、
世間的に問題となっている『高齢者ドライバー』と呼ばれる人達を雇い続けています。
高齢者たちは、若手の私が仕事をすると物凄く妬み「何故あいつに仕事をさせているのか?」といって会社に怒鳴り込みます。
(ちょっと行動が意味不明ですが、それがまかり通るのが老害の多い僻地の田舎です)
私は会社という組織をあてにはしておりません。
今回の新型コロナウイルスによる助成金として、国はフリーランスに対しても持続化給付金を支給しました。
国やIT化の流れ、国際的な人の流入で多様な価値観が認められるようになってきたと言える出来事です!
これまでの働き方は、会社にという組織に所属し、同じような動きで同じ意見をもって共同体として、世間一般に対して均一的なサービスを販売していくことが美徳とされてきましたが、
これからは、個人でも動けて、自身の考える価値観を魅力として発信し、エリアに捕らわれず個性を売りにしていくべき時代になっていくでしょう!
これらの働き方に手を出すということは、容易ではありません。
私も最初は、やり方が分からず苦労しました。
しかし投げ出さずに頑張ったら、自分の後ろには道が出来ていました。
これは、成長という証。
どんなことも、踏み出すのには勇気がいるし、最初は分からず疲れるもの。
だけど、投げ出さずに進めば、良い糧となります。
今すぐに会社を辞めて在宅ワークをしろとは言いません。それはナンセンスです。
安定した生活を送りつつ、複数のことが出来るようになるべきです。
悪い例:芸能活動に専念するためにバイトをしないで借金を重ねる人。その多くは焦ってしまい、良いものが生み出せずに挫折します。辞めてもすぐに他のことは出来ないしもっと苦労します。
生活のため、致し方なく会社に勤めないといけないこともあります。
ただ、そこで金のためだけに行くのはもったいないですよね。
勤めれば、それなりの体力や時間は消費するもの。
だったら、会社に勤める上でも、自分が求める成長が出来ることをすべきです。
私は今回の新型コロナウイルスによる休業時間を有意義に使わせていただいております。
これまでの経験があったからこそ、今を無駄にせず乗り越えようと出来ています。
私の周囲で、ただ淡々と会社に通っていた同僚達は、毎日退屈だそうです。
給料が下がり、出かけるのも制限があり、生活に困っているのに関わらず、成長のための努力はしないし、お金がないのに煙草・酒は止めずに自分を壊しています。
私なら、この時間を有意義に使いますが、皆さんはいかかですか?
このような働き方に変わっていく転換期であることを明確に示してくれたのが、今回の新型コロナウイルス騒動なのかも知れませんね!
2020.06.15(月) 高坂明久