ブラックバイトは人生を壊しかねない(3/3)
前回の記事『ブラックバイトは人生を壊しかねない(2/3)』はこちら
身体を壊しながらも働き、店長やパートからの精神攻撃をされながらも、
・『正しい働き方って何だろう?』
・『社会にはこんな職場しかないのか?これが全労働者の当たり前の概念?』
と疑問に感じておりました。
約半年、ブラック企業に拘束され、大学に行けない中考えてみました。
そして、ある結論にたどり着きました。
『こんな職場しかないのなら、誰かが”ブラック企業叩き”なんてするわけがない!』
そもそもブラック企業オンリーだと、就活講座でも『言いなりになれ!』としか言わないのではないでしょうか?
世の中も、暗ーい雰囲気しか漂ってないのではないでしょうか?
このような、よくよく考えれば当たり前のことに気づいてからは、
『ブラック企業に異論を示す際の論破方法』を考えるようになりました。
ただ、この体調で思想を練っていたので、しんどかったですね...。
一方で大学2年生になり、人間関係に関して、一時的には改善されました。
むしろ好感をもたれ、発注等の仕事まで権限を与えれれるようになり、半年程経った頃、
店長が理由をつけて休みまくるようになりました。
結局、穴埋めで主婦パートが来たりして、結局ほぼ元通りとなりました・・・。
店長も主婦パートも、自分勝手な奴の集まりだったわけです。
私は頭にきましたが、耐えました。
今考えれば、バカですよね。
真面目にやる必要なんてありません。
ブラック企業に勤めてみて、良かったことはありません!
しかし、教訓を身に着けることが出来たのは、大きかったのかな。
大学生の時に身に着けておいたから、主婦パートこのような『キチガイ対策』が出来るようになったのでしょう。
<ブラックな職場の末路>
私は、大学4年の夏にバイトを辞めました。
卒後まで居ようかと思っていましたが、最後の半年は休みたくなりました。
今考えれば、もっと早く辞めてもよかったのですが、
途中であることに気付き、あえてギリギリまで引っ張ってみました。
それは『私の出勤日だけ売上が良かったから』です。
実は、コンビニといっても『大学病院の病棟売店』でバイトしておりました。
なのでワンオペが主だったこともあり、
患者様やお医者様が主要のお客様だったのです。
この頃には、土日なんて完全に丸投げされていたようなもの。
社員は急に休めなくなり、土日の12時間と平日朝の欠員という、超超超痛手のシフト崩壊で大泣きしておりました。
私から送った、渾身の裏切りです。
最後は淘汰されるべきです。
そしてこのコンビニは、シフト崩壊、店内崩壊、品薄や態度の悪い店員のみになり、客足が激減して、3か月経たずで閉店しました。
サービス始業で整理整頓してから仕事開始、土日は12時間勤務、発注ミスが無いよう本部から数字をイジられるタイミングを把握しての発注などが出来る人材は、このような職場には居ませんでした。
結局、いい加減だったり、悪いことしたりすると、BADエンドしかありません!
みなさんは、こんな経験したことありますか?
私は辞める時に、常連さんに最後の挨拶したら『もうこの店には二度と来ない』と言われ、激励されました。
余裕のある店内、店員の何でもすぐに返答できる視野の広い対応力は、お客様の心に響きます!
やるならばしっかりやろう。
そうでない職場なら辞めましょう。
『自分の労働力を売るべき場所』をしっかりと見極めてね!
おわり
2019.02.05(火) 高坂明久